2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ふふふ

あぁ、また言ってるよ ふふふ あの人なにもの 聞いたことない、見たことない なんだか嫌な空気があるね ふふふ 頭がぼんやりするね なにを言ってるの ふふふ 同じ言葉ばかり使ってさ それ、楽しい?

ある老人は人生を誰かに継承したがる。今までの叡智を伝えて少しでも自分をこの世に刻もうとする。 子孫繁栄以上に思想繁栄を望み、親のない子に人生哲学を残そうとする。 なぜ親のない子か。 おそらくその子の父、あるいは恩師として。 何人の記憶からも消…

巨漢

凄まじい体積の男が私の隣に立っていた。 こんな大男を見るのはいつぶりだろうか。 力士だろうか。もし力士でないならば何者だろうか。ただのデブにしてはありえない大きさだ。 いや、デブなどと呼べるはずもない。もはやそのような枠には収まらない。 太っ…

ババア

満たされないババアはガン細胞である。 どこにおいても邪魔である。 トラブルメーカーである。 幸せは相対的ではない。 しかし、横社会にいきるといつまでも幸せにはならない。 ババアほど強かな生き物はいない。 ゴキブリも逃げ出すだろう。

あるグループにおいて

かわいいおとなしい子は目をつけられる メガネのとっつきづらい子はほっとかれる 無口で無害なブスは存在が無になる 明るいブスはとりまきであるが、しかしある日突然消されることもある かわいすぎず、ブスでない子は万人に愛される ボス とても気が強い。…

ベースフェイス

この世に同じ顔はひとつもないが同じような顔はある 似たタイプというか、同じ特徴を有している顔 性格もある程度のタイプに分けられる そうなると人間はパターン化してくる 個性や十人十色とはいうが、パターン化できるパーソナリティ分類など大胆な挑戦を…

ナスビ

ナスビのような女 お淑やかナスビ 笑顔のナスビ あいつに似ている 5:5分けのナスビ 白黒が似合うナスビ インテリナスビ 未亡人ナスビ 貧乳ナスビ 見かけによらず多弁ナスビ

教育係

率直に企業などセミナー系の教育係が嫌い あの大声で一部の慣習を真理かのように話す姿勢は学校でたくさん 声が大きくてポジティブ。 口癖は笑顔、幸せ あれは仮面を、とても分厚い仮面をかぶっていないのならば、狂人でしかない。

傷男

電車にいた男は右手に細長い切創痕があった 短髪に刈り上げた髪 図体のでかい、いかついラガーマンのような男だった 色々考えたが、いま思えばあれは猫だろう

笑顔アバズレ

つくり笑いはすぐにわかる。 つまらない発言で愛想笑いをさせるやつは悪人である。 またそうしたことに容易に笑顔を差し出す人間は笑顔アバズレである。 笑いはとりあえずとして円滑なコミュニケートの道具である。 しかし、高尚な感情でもある。 楽しい時、…

フワリーネ

(高度経済成長期 夜のタバコまみれの電車内から) 満員電車に目の輝いた男性と後輩女性社員 女 「先輩、最近元気ですよねぇ。こんな遅いのに。特に目が輝いてます。」 男 「今日も今日とて一杯肴に」(静かに力強くつぶやく) 女 「私最近元気でなくて。夜…

あいつ

何を並んでる。何を話してる。なぜその服装。そういうのが好きなのか。いつから好きなのか。 なぜその髪型。何を食べた。なぜ食べた。何を見てる。楽しいのか。どう楽しいのか。何が見えてるのか。メガネはなぜそれにした。なぜ少しハゲてる。なんのワックス…

お母さん不足

ある人は とりわけ、このお母さんが不足している。 お母さんはどこにいるのかと考えるも、既に巣立っていた。そして新たなお母さんを求める。 お母さんでありながら娘でありながら配偶者としての女を妻と見染め、女は父としてあるいは子としての男を夫として…

悪人正機説

バカらしいけど、これに頼らないと死んでしまう人もいるわけで。 極楽で飯が食えるかね。 宗教ってのはなんでこんな胡散臭いんだろう 仏像のデザインは好きだけど、思想的なものはそこまで耽りたくない。 宗教は大きい親。愛に恵まれなかった人々を救うため…